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第9回「トイレ(3)」〜手すり

         
   

トイレを含む家内の水周りでは、事故が多く発生します。特に、トイレは室内との温度差・肌(尻)の露出による寒さ・排泄による体温の逃げ・排泄によるいきみ・立ち座りによる動作と、小さい個室の中で、身体に負荷がかかる要因が多くあります。 また、高齢になると健康な方でも夜間トイレに行く回数は増え、一晩で2回以上は約半数、1回以上を含めると約80%の人が夜間にトイレを利用しています。少しでもトイレを安全に、そして安心してお使い頂く為に上手に手すりを用いることをお勧めします。

 
     

《手すりの利用法》

   

トイレの手すりを利用したことがありますか?
トイレ空間に設置する手すりは、大きく分けて3種類あります。

<1> トイレの立ち座りに利用する手すり
<2> 利用中の体位保持用の手すり
<3> トイレ空間内の移動用の手すり

 
       
   
●座る
縦手すりを軽く握り、下に手を滑らせながらゆっくり安定して座ることができます。
●体位 保持
利用中に横手すりの部分に手を添えて、体位を保持します。
   
●立つ(1)
縦手すりの部分を握り、手前に引くようにして立ち上がることで足腰の負担が軽減できます。
●立つ(2)
L型手すりは片手の力で立ち上がる為、握力の弱い人はこちらの方が安定します。 また、腰痛のある方も少ない負担で立ち上がることができます。
   
●移動
トイレ内での移動に利用します。
●またぐ
トイレの入り口に段差のある場合などは、入り口付近に縦手すりを取り付けると安全です。この際(1)のオフセット手すりを用いると、同じ取り付け位 置でも握る部分が(2)よりBの分だけ手前にくるので楽に使用することができます。
   
●その他
使用しない時は、上または横に動かせる可動式のものです。トイレが狭い場合や車椅子の方に便利です。
 
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